元気に飛び回り、追いかけっこしている猫はとてもかわいいですね。猫派、犬派対決では、このたび猫派が始めて犬派を超えたと言われ、猫を飼う人も大幅に増えているようです。
散歩をさせなくて良いし、犬より飼いやすいと言う理由が一番多かったようです。また、芸能人がテレビやインスタグラムなどで自宅のかわいらしい猫を紹介しているもの影響しているようですね。
ただし、生き物は病気もするし、ケガもすることを忘れてはいけません。とりわけ、猫はジャンプしたり、飛び降りたりすることが好きなので、骨折してしまうことが多いのです。
そこで今回は、猫の骨折について、多い原因や治療法を詳しく調べてみました。
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猫の骨折!多い原因はなに?
自由に家と外を出入りさせて飼っている人は随分少なくなっってきているようですが、まだまだたくさんいます。
家の外には猫の大敵である、車がびゅんびゅん走っています。飼い猫が外に出ると言う事は、いつ交通事故に合ってもおかしくないと思っていなくてはなりません。
また、かわいそうなのは、猫だけではありません。車のドライバーさんもショックを受けます。幼い子供が同乗していた場合などは、大きな衝撃となってしまいます。誰にも良いことはありません。
飼い猫を家から出さないようにすることで、「交通事故」と言う災いから「猫」「ドライバー」「同乗者」「飼い主」のみんなを救うことになるのです。
交通事故は、猫の骨折の1番の原因ですが、死亡の原因でも1位です。と言う事は、交通事故で骨折した場合、死亡するほどひどく体を打ち付けたり、轢かれてしまうということです。
骨折だけで助かるのは奇跡と言えるのです。ぜひ、室内飼いすることをもう一度考えてみてください。
猫の骨折原因
- 交通事故
- 高所からの落下事故
- 扉に挟む
- 体の上に物を落とす
- 一緒に寝ていてつぶす
- 足が挟まり、無理に抜く
- 足場の悪いところへの着地
- 肥満
骨折の原因で次に多いのが、高所からの落下です。これは、マンションの高層階のベランダからの落下が多く見られます。手すりに乗り、滑って落ちてしまったり、干した布団と一緒に滑り落ちてしまうことがあるのです。
慣れているから、うちの子は大丈夫!と思っているのは間違いです。いつもは、手すりの上でうずくまり、ジッとしているはずなのに、そこへ蝶々などの虫が飛んで来たりすると、猫は思わず手を出してしまいバランスを崩してしまうのです。
猫は運動神経が良く、ある程度の高さから落ちてもくるりんぱと着地しますが、限界はあるのです。また、個体差も大きいため、猫が5階から落ちても無傷だと言うニュースを聞いたりしても、すべての猫がそうではありません。
扉に挟んだり、物を落としたりするのは、人間側の不注意です。自分の後をついてきているのに気が付かずに扉をしめてしまったり、足元にいるのに高いところもものを取りだそうとした時に、不幸な出来事となってしまうのです。
猫は足音を立てずに近寄ってくるので、気が付かないこともありますが、猫を飼う以上、十分に注意するしかありません。また、扉などは、バタンと閉まらないように工夫しておくもの必要なことです。
一緒に寝ていてつぶしてしまうのは、かわいい子猫の時期に多い事故です。成猫になると、ちょっとやそっと飼い主が寝返りをうっても潰されるようなことはありませんね。
子猫は一人でゲージで寝かせようとすると、鳴いて飼い主を呼び、寂しそうでついつい一緒に寝るようになってしまいます。ただし、事故の心配がある事は、常に心掛けておかなくてはいけません。
自分がつぶして細い足やしっぽをぽっきりと折ってしまった時は、悔やんでも悔やみきれないほど、ショックうけてしまいますよ。また、骨折だけではなく、寝ている間に電気のコードをイタズラしたり、隅の方へ入り込んでしまったりして危険です。
ゲージに入れて近くに置くなど、飼い主も猫も安全に睡眠がとれるようにしましょう。また、イタズラの延長でも考えられますが、子猫はあり得ない所に入ろうとしたりします。
狭いところに足を挟んだり、洗濯物に絡まったりすると、慌てて手足を抜こうとして骨折してしまうのです。子猫のうちは、確実に目の届くところで遊ばせるようにしましょう。
子猫から成長期にかけての猫には、骨の中に成長板と言われるところがあり、その部分が縦方向に伸びて骨が成長します。その部分は軟骨のため、大変骨折しやすいのです。
猫には、タワーやお気に入りの棚の上など、安心して過ごせる高い場所がありますね。ゆったりお昼寝や毛づくろいをしているような時は、落ち着いて行動するので心配はありません。
ところが、夜中の運動会や、多頭飼いの追いかけっこなどで興奮していると、下も良く見ずに駆け上がった勢いで飛び降りてしまいます。
いつもは置いてないはずのものがあったり、ごちゃごちゃと物があるところへ着地してしまうと骨折の原因となります。猫が安全に過ごせるように、室内はつねに整理整頓しておきましょう。
肥満も骨折の原因となるのです。これは、体の重みに耐えられなくなって、ある瞬間に折れてしまうのです。徐々にヒビが入るような骨折もありますが、立ち上がったとたんに折れてしまうこともあります。
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猫の骨折!治療法はどんなものがある?
猫の骨折治療法には、「副木、ギプス固定」「創外固定」「プレート、ピン固定」「髄内ピン、ワイヤー固定」などの方法があります。
「副木、ギプス固定」は、折れた骨を正しい位置に整復したのち、副木やギプスで固定する方法です。この治療法はまだ、自分で外すことが出来なかったり、行動も比較的におとなしい子猫の場合に有効です。
一番短期間で治療できるのが、「創外固定」と言われる治療法です。これは、患部を開くことなく外側から骨に複数のピンを刺し、ネジでしっかり固定する方法です。切開しないため複合部の痛みがないことや、麻酔時間も短く済み、猫の負担が軽減されます。
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骨折の種類はさまざまなので、骨折部の皮膚を切開して整復したのち、外側から器具で固定する場合もあります。
器具が見えるため、痛々しいですが、骨が固定されるため、猫は歩ける状態になります。本来は、術後数日間は安静にしていてほしいのですが、ゲージでジッとしている猫はまずいません。
飼い主が管理できる範囲で、自由にしてあげた方が良い場合もあります。ストレスで歯が折れるほどゲージを噛んだり、狭い中で暴れると器具が当たってばい菌が入り、患部から感染症を起こすことがあります。
創外固定法は、器具の引っ掛りや感染症の危険性を考えると、外に出るタイプの猫の治療には不向きです。
骨に直接プレートをネジで固定したり、ピンを刺してワイヤーで固定する方法もあります。どの部分の骨折にも対応できて確実に整復できる上、しっかりネジやワイヤーで固定できるのですが、デメリットもあります。
出典:http://www.gujo-vet.com/?p=seikei
骨折部にプレートを密着させることで、骨の再生に時間がかかるのです。また、プレートを長期にわたってつけたままにすると、その部分の骨が痩せてしまい、緩みが生じたり、再び骨折しやすくなることがあります。
「髄内ピン固定」とは、骨の中にピンを通して固定させる方法です。骨の中は、髄液の通り道になっています。その部分にピンを通してワイヤーで固定し、骨折部を支えます。
出典:http://www.gujo-vet.com/?p=seikei
いずれの治療法も、骨折からできるだけ早い時期に、骨の位置を元に戻す「整復」をして、固定するものです。その後は、自分の力で骨が再生するのを待つしかありません。
骨を再生させるのは、骨の周りにある「骨膜」と言う部分です。骨折部を切開しない方法で治療できると、骨膜の血流を遮らずにすみます。血流の行き届いた骨膜は、骨折した骨の周りに仮骨を形成して守るため、回復が早くなるのです。
まとめ
猫はみごとな運動神経を持っていますが、ひょんなことで骨折してしまいます。骨折の原因と死亡原因の1位は交通事故です。交通事故で負う骨折は、複数個所に起こったり、後遺症を残すような重篤な状態がほとんどです。
飼い猫は出来る限り外に出さないようにしてあげると、交通事故による骨折の危険性から守ってあげることになります。
また、下半身の麻痺が残るようになると、排尿、排便の補助が必要になり、飼い主の生活も一変してしまいます。治療や生活するための用品など、かかる費用も大変な負担となってきます。猫も飼い主も楽しく過ごせるように、事故の要因となるものは取り除いていきましょう。
骨折の治療法は、程度や猫の年齢、体格、性質などを十分に考慮した上で決めていきます。手術や治療法に対して不安がある場合は、きちんと納得がいくまで獣医に確認しましょう。
また、アナタの愛猫が大きな怪我や病気をした場合の時の準備はできているでしょうか?どんなに健康な愛猫も、歳をとり病気や怪我をしてしまう事は覚悟しないといけません。
猫には人間と同じように皆保険があるわけではないので、病気によっては高額な治療費になる事も多くあります。その時に治療費が高額で、適切な治療を受けれない、選択することができないという事がないようにしたいものです。
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