猫が怪我して動かなくなってしまった!こんな時の対処法や救急は?

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猫が怪我をして動かなくなると言う状況には色々な症状や条件が伴っています。猫はいつも寝ているから動かなくてもわからない・・・? そんなことはありません。猫は寝ている間も意外と寝返りをうったり、仰向けに寝てみたりとジッと寝ていないのです。

猫が動かないのは必ず原因があります。飼い猫に何が起きているのか、判断して救えるのは飼い主だけなのです。

そこで今回は、猫が怪我をして動かなくなってしまった時の対処法や救急の必要性などを詳しく解説いたします。

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猫が怪我して動かない時に確認したいこと!

猫,怪我,動かないひとことで「猫が動かない」と言っても様々な状態があります。

  • 今日はあまり動かないなと感じる
  • 元気も食欲も無く腕を胸の前で丸めて寝ている
  • 座ったままジッとしている
  • 横になった状態で寝たまま
  • 呼んでも反応しない
  • 被毛がボサボサになっている

また、どんな症状が出ているかも確認します。

  • 肩で息をしている
  • 発熱している
  • 患部に腫れがある
  • 触ると嫌がる
  • 出血している
  • 明らかに体の一部が損傷している
  • 呼吸が荒い
  • 足先が冷たい

この状況の経緯を考えます。

  • 足を引きずるように歩いていた(外から帰ってきた)
  • 数日前怪我をしたが今までは元気だった
  • 目の前で怪我をした
  • 1日以内に落下などに思い当たる音を聞いた
  • まったく心当たりがない
  • 感電した
  • 虫に刺された

飼い主は、目の前で動けなくなっている猫からできるだけ情報を得て、判断しなくてはなりません。いずれにしても、猫が動かなくなると言う事は、かなりの痛みを我慢している状況です。

出来るだけ早く病院に連れて行きたいですが、靭帯を傷つけていた、脱臼、骨折などは、無理にキャリーに入れようとすると抵抗してさらに悪化させてしまうこともあります。

まずは飼い主も猫も落ち着きましょう。怪我をしたことがわかっている場合は、その部分を刺激しないようにします。特に骨折で足がブラブラしてしまっている時は、噛みついてくることもあるので飼い主も決死の覚悟が必要です。

足の骨折は、その日のうちに病院に連れて行くのは当然ですが、1分1秒を争うことはありません。慌てずに、猫をこれ以上怖がらせないようにしてあげましょう。追い回すと極度のストレスと痛みでショックを起こしてしまいます。

成猫の場合、キャリーに入れようとしても折れたり痛めた足が当たってしまいます。しっかりと補強したダンボール箱や衣装ケースを利用すると逃げることもなく安心です。タオルを敷き詰めて滑らないようにしてあげましょう。

今は、猫にとって痛みの絶頂期です。無理矢理追いかけて苦痛を与えるより、少し落ち着かせてその間に病院へ連絡したり、移動用のケースを整えるなどしっかりと準備しましょう。

また、救急の外来受付をしてくれる病院には限りがあります。深夜に慌てないようにするためにも、その日の診療時間内に必ず受診してください。

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こんな症状が出たらとにかく救急診療に!

猫の体は小さいので、わずかな時間で状態が急変することもよくあります。また、命からがら飼い主の元へ帰ってくることもあるので、症状によっては救急診療を受診する必要があります。

  • 出血がひどい
  • 口を開けてハアハアと呼吸する(パンディング)
  • 大量のよだれが出る
  • 意識がない
  • 骨が出ている
  • 体の一部が欠損している
  • 呼吸をしていない
  • 心臓が動いていない

ここまで状態が悪いと、飼い主に命を預けるように抵抗しない場合があります。これらの症状はショックを起こしていますので、体温が急降下を起こし始めます。

そのため、タオルでくるんでから段ボール箱や衣装ケースに入れて大至急病院へ向かってください。家族など複数人いる時は、救急病院に電話をかける人、猫を運ぶ人、車を運転する人などに仕事を分担しましょう。

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飼い主は動転してしまい、二次的な事故を起こす場合があります。一人の場合は移動にはタクシーを利用したり、声をかけられる近所の友人などを頼れると安全です。

また、意識を失っている猫は想像以上に重いので移動には十分注意してください。呼吸や心拍が感じられない深刻な状態の時は、かかりつけではなく一番近い動物病院に飛び込みましょう。深夜の場合は「全国の夜間・救急診療 動物病院」を検索すると早く見つかります。

常日頃から動物病院をチェックしてくことは大切です。猫を飼う以上、どんなことが起こるかわからないので、病院チェックは飼い主の義務と考えましょう。

猫の怪我を少しでも防いであげよう!飼い主ができること!

猫は犬に比べると、怪我をすることが多い訳ではありません。成長の段階で飼い主が気を付けることで、ある程度は阻止することができます。

子猫の怪我と対策

テーブルなどからの落下による「捻挫」「脱臼」「骨折」があります。一番多いのは、飼い主が安易に乗せた所から落ちてしまう事故です。

かわいいのでずっと抱いていたいですが、飼い主がうっかりテーブルの上やキッチンに乗せてしまい、目を離した一瞬で落下してしまいます。また、飼い主が踏む、ドアに挟むなどの事故も子猫と飼い主に起こる悲劇です。

子猫は一緒に遊ぶ時間を決めてゲージから出し、飼い主が忙しく動き回る時間帯などは入れて置くのが安全です。

成猫の怪我と対策

外に出る猫

自由に家と外を出入りしている猫の怪我で一番多いのは交通事故です。車と接触した場合は怪我では済まないことも多く、二度と会えないこともあります。また、自転車ですっ飛ばされてしまう事故もありますし、大変危険です。

去勢していないオス猫の場合、猫同士のケンカは絶えません。野良猫はどんな感染症を持っているかわかりませんので噛まれて感染してしまいます。猫は出来る限り室内で飼い、危険から守ってあげましょう。

室内飼いの猫

ベランダで遊んでいる時に、干した布団に乗りそのまま布団と一緒に落ちてしまう事故があります。また、手すりに上がっている時に虫を見つけてバランスを崩してしまうこともありますので内側に猫が乗れる程度の高さの物を設置してあげると良いす。

限られたスペースの中を走り回って、「転ぶ」「ふつかる」「落下する」などによる怪我があります。特に室内飼いの猫は肥満傾向にあるので足が弱くなります。

猫が走っても滑って転ばないように床材を考えたり、室内を片づけておくことも大切です。室内を片づけておくことは、誤飲事故や感電事故を防ぐためにもなります。

高齢猫の怪我

猫も人間と同じで年齢を重ねると骨や関節がもろくなります。徐々に動きも鈍くなるので、遊んで疾走することはありませんが、階段から落下したり棚やタワーから落下する事故に注意していかなくてはなりません。

また、目も見えにくくなってきているので、足場を良くしておくなど、室内を歩きやすくしておく必要があります。マッサージなどで血行をよくしてあげると、怪我のリスクが下がります。

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まとめ

猫が怪我をして動かなくなってしまった時は、辛い痛みを我慢してしまいます。状況判断は飼い主の仕事です。一刻を争う状況であるのか、落ち着かせてから病院へ連れて行くか判断しましょう。

猫の症状や状態を確認することは、病院で医師に伝えるためにも必要です。深刻な症状がある時は、一番近い病院へ飛び込みましょう。命にかかわります。

猫の事故は、飼い主が注意することで阻止できることも数々あります。猫は自由気ままに生きるのが魅力ですが、飼い主が見える範囲の中でも自由に過ごすことは出来るのです。

外に出さないことで怪我のリスクはかなり少なくなります。愛猫を守るためにも、完全室内飼いにしましょう。

また、アナタの愛猫が大きな怪我や病気をした場合の時の準備はできているでしょうか?どんなに健康な愛猫も、歳をとり病気や怪我をしてしまう事は覚悟しないといけません。

猫には人間と同じように皆保険があるわけではないので、病気によっては高額な治療費になる事も多くあります。その時に治療費が高額で、適切な治療を受けれない、選択することができないという事がないようにしたいものです。

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