猫の鼻の怪我がなかなか治らない!感染症や病気の可能性は?

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ただの擦り傷だと思っていたのに・・・病院でもらった薬をつけていても、全然治らずにグジュグジュしてきてしまったら、扁平上皮癌かもしれません。このガンは出来た場所、猫の年齢によって、手術ができる場合と出来ない場合があり、それによって予後は大きくかわってしまいます。

また、扁平上皮癌と猫エイズウイルス感染症との関連性は大きく、同時に発覚する場合もあります。そこで今回は、猫の鼻の怪我がなかなか治らない時の感染症や病気の可能性について解説いたします。

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猫の鼻の怪我がなかなか治らない!原因は何?

猫,鼻,怪我,治らないほんの擦り傷ていどの傷だったはずなのです・・・まさか大病につながるなんて誰も予想もしないと思います。

傷が治らないのは理由があります。健康な状態なら、猫も人もある程度の日数と治療さえすれば治るはずです。擦り傷が治らないと言う事は、免疫力が低下している証拠なのです。そして、猫の体から免疫力を落としているのが、FIV=猫エイズウイルス感染症なのです。

どうして「扁平上皮癌」になってしまうのかと言う事は、判明していません。扁平上皮癌の原因は「紫外線ではないか」と言われますが、確実にハッキリとわかってはいないことが多い病気なのです。

FIVがガン細胞を作るわけではないので、傷はガンの始まりであることは確かなのですが、これは、FIVによって免疫力が低下し、ガン細胞の増殖を抑制出来なくなった事が原因ではないかと考えられます。

もともと猫エイズウイルス感染症に感染している場合は、医師から起こり得る可能性として扁平上皮癌の話を聞いている飼い主もいますが、両方の病気を同時に宣告されることも少なくありません。

猫エイズウイルス感染症は感染してすぐに発症するものではないので、自由に出入りしている猫はいつ感染したのかわからず飼い主はまったく気が付いて今い事が多いのです。(ケンカによる噛みキズから感染するものです)

また、扁平上皮癌は高齢の猫に起こりやすため、手術に耐えられないと判断される事や、手術自体が不可能な部位があるため、ガンを除去することが出来ない場合があります。猫エイズウイルス感染症に感染している場合は、手術をしてからも回復することが難しく、さらに進行が早くなる傾向があります。

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猫の鼻の怪我が治らないのは扁平上皮癌だった!

扁平上皮癌は、皮膚のどこにでも発症しうるガンですが、猫には好発部位があり、「鼻の表面」「耳」「まぶた」「口腔唇」「肺」となっています。大変侵襲性の高い、悪性である確率も再発率も高いガンです。

白い部分が多い猫、自由に出入りしている猫、日光浴をしている猫、高齢の猫、FIV感染している猫に発症する確率が高いと言われています。

白い被毛の猫に多いと言われる理由として、紫外線の影響が考えられます。紫外線の影響を受けやすい白猫の、鼻先や耳、まぶたは発症率の高い部位となっています。

そのため、白い被毛の猫で自由に出入りしている猫は、室内猫より紫外線を多く浴びているため、発症率が上がってしまいます。

ただし、発症率が高いと言うだけで、他の猫が心配ないと言うことではありません。その他の色柄の猫の症例もあります。

また、すべての猫に対しては、受動喫煙の危険性が示唆されています。これは、飼い主が喫煙者だった場合にペットが扁平上皮癌になる確率が高いと言う研究結果がでているためですが、「原因」として確定しているものではありません。

喫煙をしていると、家の壁や家具を掃除した時、驚くほどタバコのヤニがついています。猫は被毛についたヤニをすべて舐めとってしまっています。飼い主は毎日お風呂に入りますが、猫は毎日せっせと自分で舐めてきれいにしているのです。

ペットの病気を調べると、どの病気でも受動喫煙の危険性に触れていて、喫煙する飼い主はおもしろくないかもしれませんが、たばこの煙が周囲を巻き込むことはわかっている事なので、ペットの前での喫煙は避けるようにしましょう。

扁平上皮癌自体は、回復できない病気ではありません。

  • 早期発見(皮膚の深部に浸潤していない)
  • 手術に耐える体力がある
  • 再発性が少ない
  • 除去が可能な部位である

これらがすべて当てはまるような場合は、手術によって回復して元気に生活することも可能です。また、鼻の表面にはレーザー治療が効果があると言われ、これは設備の充実した病院を探すことになります。

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手術が不可能である場合は、残念ながら予後の悪いものです。特に、口腔内の喉に近い部分は手術が不可能とされることが多くなり、抗がん剤などの辛い化学療法、薬物療法となります。

鼻の怪我が治らない時に、病院から「難治性皮膚炎」と診断されてしまうケースが多く、症状は大変似ていますが時間を無駄にしてしまいます。

飼い主の知識として、「もしや」と思えばセカンドオピニオンや検査の申請をするべきです。猫のような体の小さな生き物は、すべての病気で早さが明暗のカギを握ります。発見が遅れる事が予後の悪さにつながることも多いのです。

鼻の表面に出来る扁平上皮癌の症状や治療法とは?

鼻の表面の場合、まず最初の傷はカサカサとした擦り傷のようなものが出来ます。1ヶ月以上も治らず、病院から軟膏などを塗っても一向に良くならない状態です。

鼻の傷は猫が舐めてしまう事も手伝い、徐々にただれがひどくなり、びらん、潰瘍に進行します。ジュクジュクとした部分と乾いたかさぶたのような部分がいくつも出来て、大きく腫れたり、陥没したりするのです。

FIVに感染していると進行はとても早く、手術の予定を立てていても、当日には出来ない状況になってしまうこともあります。そのことも踏まえて、医師や家族と良く相談して治療をすすめてください。

鼻のガンの発見が遅れると予後が悪くなる理由には、著しい食欲の低下が起きてしまう事が関係しています。猫は匂いを感じないと一気に食べなくなってしまうので、悪化すると体力を落としてしまう場合があるのです。

化学療法、薬物療法は猫の体に大きく負担をかけるため、手術が出来ないと宣告された飼い主さんは漢方薬で体力を温存する事が多いようです。少しでも負担を減らしてあげたいと言う飼い主の愛情ですね。

残念ながら亡くなってしまう場合は、徐々に食欲がなくなり衰弱して旅だってしまいます。手術をしない場合は平均してガンの発覚から3~4か月の寿命です。

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扁平上皮癌の病変が多発する「ボーウェン病」とは?

扁平上皮癌は通常単発で発症しますが、頭部、首、肩から前足上部にかけていくつも病変が現れることがあります。

この場合は、紫外線は関係なく、高齢猫の色素沈着した皮膚に起こります。比較的ガンが上皮に留まる事が多いため、早期発見ですべてを手術で取り除くことが可能です。

何か所も潰瘍化した傷跡ができ、その見た目から飼い主は絶望的な気持ちになりますが、手術後の予後は良く、1年生存率は75%を超えています。

2cm以下の腫瘍であれば、ほぼ手術で除去することが出来、回復します。

まとめ

猫の鼻の怪我がなかなか治らないような時は、早めに検査の要請やセカンドオピニオンを持つべきです。治らない傷は扁平上皮癌であることが多く、FIV猫エイズウイルス感染症の猫に発症率が高くなります。

免疫力が低下するため、手術をしても回復力がなくなることもあり、FIVの感染は病状の悪化を早める傾向にあります。早期発見、条件によって、手術ができると予後の悪いガンではありません。

ただし、高齢の猫に発症することが多いため、手術に耐えられるかと言う問題もあります。猫の扁平上皮癌の好発部位は「鼻の表面」「耳」「まぶた」「口腔唇」「肺」です。

起こりやすい猫は「白い部分の多い猫」「自由に出入りしている猫」「高齢の猫」「FIV感染している猫」です。原因で考えられる事は、「紫外線」「受動喫煙」と言われています。

扁平上皮癌の病変部が多発するボーウェン病がありますが、こちらは早期発見で手術ができた場合であれば、見た目で感じるより予後の良いものです。

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