猫がやけどしてしまった!薬や応急処置でできることとは?

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猫のヤケドは、暖房器具を使う冬場に多くなります。意外と多いのがホットカーペットや至近距離でストーブに当たって起こる「低温ヤケド」です。

イタズラ好きな猫は、飛び回って遊んでいるうちに熱いものに乗ってしまったり、かぶってしまったりしてヤケドを負ってしまうのです。軽度のヤケドから重症まで、いざという時の心構えを知っておくと慌てることがありません。

そこで今回は、猫がやけどをしてしまった時に使える薬や応急処置の方法などについて、詳しくまとめてみました。

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猫がやけどする原因はたくさんある!

猫,やけど,薬,応急処置猫と一緒に生活していると、「ヒヤッ」とさせられることがたくさんありますね。ヤケドはそんな一瞬の出来事の先に起こるケガです。

  • まだ熱いコンロの上に飛び乗ってしまう
  • 熱いトースターを足場にしてしまう
  • ストーブの上に飛び乗ってしまう
  • お茶を入れている時に疾走してくる
  • ポットを倒す
  • 使いたてのアイロンやドライヤーにさわる

これらは生活の中の一瞬の出来事で、飼い主が「アッ」と思った時には、間に合わずヤケドをしてしまうことがあります。猫の反射神経をもってしても、ヤケドは防ぐことは出来ません。

ヤケドの重症度は、Ⅰから~Ⅳ度に分かれていますが、Ⅳ度は全身を焼かれてしまうほどの重篤な状態を指すので、火事に巻き込まれるなどで無い限り、一般的な生活の中では起こる可能性はまずありません。

人と猫の違いは、猫は毛で覆われているため、熱が伝わりにくいと言う点です。そのため、同じアイロンのヤケドでも、体が触れてしまっても、毛が焦げただけで済むことがありますが、肉球で触ってしまうと大ヤケドとなります。

熱いものに触った時は大量の毛で助かる場合もありますが、熱湯などの液体の場合は毛が吸収してしまう分、重症化しやすくなります。

キッチンで油がはねたり、熱湯が飛び散って、猫が体に受けてしまった時は、外側からは見えないヤケドを負ってしまっていることもあるのです。

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猫の皮膚構造とヤケドのレベルとは?薬や応急処置は?

皮膚の構造は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」と深くなって行きます。

ヤケドの症状は人と同じで、一瞬熱いものに触って赤くなるような状態は、ヤケドの症状のレベルⅠ=表皮のヤケドです。ジクジク、ヒリヒリと痛みますが、ほとんどの場合2~3日で治ります。

その下の「真皮」の部分は厚みがあり、浅達性と深達性に分かれています。上の部分をⅡa=真皮 浅達性Ⅱ度熱傷と言い、赤く腫れたり水膨れが出来る状態です。治るまでに10~14日ほどかかり、しつこくなめてしまうとさらに治りが悪くなります。

それより深いの部分のヤケドは、Ⅱb=真皮 深達性Ⅱ度熱傷です。ここまで深い部分がヤケドを負ってしまうと、皮膚組織に壊死が起こり、元に戻らなくなります。傷跡がケロイド状になったり、その部分に毛が生えなくなったりします。

患部からは、かなり激しい痛みがあり、猫は動けない状態や、広範囲のヤケドの場合はショックで気を失う可能性もあります。完治までは1ヶ月以上を要し、入院する可能性があります。

レベルⅢの「皮下組織」に届くほどのヤケドを負うと、患部が黄色や茶褐色に変色してしまいます。細胞が完全に壊死してしまうため、皮膚移植が必要な場合もあります。感染症の確率が大変高くなり、命を落とす可能性も高くなります。

猫がヤケドした時の応急処置を解説!

人間がヤケドをすると流水で20分程度の冷却が必要です。本当なら猫にも同じように水をかけたいのですが、嫌がり思うように行きません。

そのため、直接冷水で冷やせるのは手足のヤケドの場合です。レベルⅠの手足のヤケドは、洗面器に氷と水を入れて直接手足をつけてしまいます。

指先や肉球の場合は、その部分だけを浸けるようにしましょう。必要以上に濡らしてしまうと低体温になってしまいます。また、体や頭の部分にはビニール袋に氷と水を入れて患部にあてるのも有効です。

嫌がる場合は、清潔やタオルやガーゼを冷水に浸して絞り、患部にそっと当ててあげるようにしましょう。十分に冷やしたら患部を確認し、白色ワセリンをつけてあげると、痛みが軽減します。

人間のヤケドの痛みと同じく、空気に触れることでヒリヒリと痛みますので、油分で覆うと楽なのです。手足や足の裏だと、なめとってしまったり、滑って転ぶ危険もあるので、つける場合は上から包帯を巻いてしまいましょう。

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レベルⅠのヤケドの場合は、心配しなくても自然に治ってしまいます。人間が付ける薬などは必要ありません。治りが悪くなる場合があるので、つけるのはワセリンだけにしましょう。

レベルⅡからのヤケドからは痛みも相当強くなるので、患部に触るのを嫌がります。冷水に浸して軽く絞ったガーゼやタオルを傷口にそっと当て、そのまま病院へ連れて行きましょう。

ヤケドは処置の速さが治りの速さにつながります。深達性Ⅱ度以上のヤケドは、放置時間が長くなればなるほど、跡がひどく残ってしまいます。早急に獣医の診察を受けて下さい。

毛に覆われているため、目の前で起こった事故の場合はすぐに対処できますが、飼い主が気が付かない場合があります。体の1部をしきりになめたり、気にする時は必ず確認するようにしましょう。思わぬ大きな傷や炎症を見つけ、驚くこともあるのです。

猫に多い低温ヤケドとは?

猫のヤケドは、熱いものに触れて起きるヤケドの他に、弱い熱に長時間当たり続けて起こる低温ヤケドがあります。

  • ペット用のヒーター
  • ホットカーペット
  • ヒーターの吹き出し口
  • 至近距離で当たるストーブ
  • 湯たんぽ

猫の体温は、38℃前後です。そのため、40度を超える体温以上の熱に長時間当たり続けると、低温ヤケドの可能性があります。

猫用のヒーターは低温ヤケドにならないように考えられて作られていますが、皮膚が弱い子やあまりにも長い時間同じところに当たり続けると、ヤケドをしてしまいます。特に、寝返りをうたない高齢の猫に多いので、間にタオルを入れるなど気をつけてあげましょう。

ホットカーペットは、弱で38~40℃、強だと44℃前後になります。強の状態で、1時間以上同じ体勢で寝ていると、ヤケドをしている可能性があります。弱の場合は確率は低くなりますが、長時間体制が変わらない時は、動かしてあげましょう。

ヒーターの吹き出し口や至近距離でストーブに当たっていると、猫の体が驚くほど熱くなっている場合があります。温かいところが大好きなので、どうしても同じところで寝てしまうのです。

熱いと感じれば、自分で移動していますが、低温ヤケドは自分でも気が付かないうちに皮膚がただれてしまっていることもあるのです。定位置のように陣取っている猫は、毎日体を点検してあげましょう。

後ろ足でかいた時に、毛の付いた皮膚が取れてしまうほどひどくなるまで気が付かないこともあるので、飼い主として毎日の点検は欠かせないのです。

寝床に湯たんぽを入れてあげる場合は、人間が使う状態にタオルを1枚巻き足してから置いてあげましょう。カバーを外してしまうこともあり、直接当たってしまうとヤケドしてしまいます。

使い捨てカイロを使うことがありますが、想像以上に発熱することがあるのであまりお勧めできません。また、カサカサと音がすると猫が興味を持ち、袋を破いてしまうおそれがあります。使い捨てカイロの中は鉄なので、猫が食べてしまった場合は中毒症状が起きてしまいます。

低温ヤケドに気が付いたら、すぐに病院で確認してもらいましょう。長くじわじわと熱が加えられているヤケドは、見た目より深層部まで組織が影響を受けている場合があるので甘く見ることはできません。

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まとめ

猫のヤケドには、熱いものに触れてしまうものと弱い熱に長時間当たって起きる低温ヤケドがあります。猫がヤケドした時は、すぐに冷やしてあげましょう。清潔なタオルやガーゼを冷水に浸し、軽く絞って患部に当てます。

赤く腫れたりそれ以上の時は、そのまますぐに病院へ連れて行きましょう。低温ヤケドは、猫自体も気が付かないうちに進行している場合があります。

毎日の体の点検は飼い主の仕事です。おかしなところがないか、気に掛けてあげることで早めの発見につながります。

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