猫が感電してしまった!症状やこれからの対策はどうすれば良い?

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猫の感電は少ない事故ではありません。特に幼ない猫に起こりやすいので、飼い主は用心しなくてはなりません。

また、感電した猫を助けようとしてそのまま抱き、飼い主も感電してしまうケースもあります。

慌てて事故を大きくしないためにも、猫が感電してしまった時の対処法や症状、またこれからの対策などを詳しく解説します。

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猫が感電してしまった時の対処法!

猫,感電,症状,対策猫が感電するとしたら、どんなことが原因として考えられるでしょうか。外に出ている猫は、送電線などに直接、または間接的に触ってしまう事で感電することがあります。とは言っても、そんなに頻繁に起こり得る事態ではないですね。

感電する事故はほとんどが、電気のコードで遊んでしまうことが原因で起こります。特にやんちゃな子猫や成長期の猫に見られる事故です。電気のコードで遊ぶうちに夢中になってしまい、外側のゴムを噛みちぎってしまい感電してしまいます。

くにゃくにゃと動く電気のコードは、猫にとっては大変魅力的なのです。そのため、掃除機をかけている時に動くコードを追いかけることがあります。

かわいいからとそのままやらせていると、事故は一瞬で起こり、最悪の場合は即死してしまうこともあるのです。コードに近づくのはいけないことだときちんと教えてください。

猫が感電した時は、コードの近くでぐったり倒れていたり、痙攣を起こしています。また、一瞬の強い衝撃で顎の筋肉が収縮し、コードを加えたままでいることがあります。

この時、駆け寄ってすぐに助け上げたいですが、そのまま抱いてしまうと飼い主も感電してしまいます。子供が一緒にいる時などは駆け寄らないように十分注意してください。猫が感電すると、失禁や脱糞してしまいます。それらにも直接触れないように気をつけなくてはなりません。

まず最初にすることは、近くに配電盤があるなら、ブレーカーを落としてしまいましょう。そして、猫が帯電している可能性があるので、ビニール手袋をして救助します。

口にケーブルを加えていたら取り除いてください。猫を横向きに寝かせ、舌を出し呼吸を楽にさせてあげます。この時意識があるか、呼吸をしているか、心臓が動いているかを確認します。

呼吸をしていないような場合は、心肺蘇生法の知識がある飼い主さんはやりながら大至急病院へ行きましょう。猫がショック状態に陥ると、体温が下がり始めてしまいます。毛布でくるむなど体温を確保することも大切です。

知識が無い場合、調べているより病院へ行ってしまった方が早い可能性があります。かかりつけではなく、一番近い病院へ駆け込み、蘇生してもらいます。「感電したこと」「息をしていないこと」をすぐに伝えましょう。

呼吸があり心拍が確認できた場合も、必ず病院に連れて行きましょう。コードを噛んで感電した場合は、口の中をヤケドしています。また、体のどの部分が負傷したかは見ただけではわかりません。病院で全身検査してもらいましょう。

軽度の感電は、一時的な痛みやショック、また不快感や疲労感が残る程度で済む場合もありますが、重度の症状となると、心停止や即死が考えられ、一命をとりとめても、体や脳に麻痺が残ることがあり、その後の生活が一変してしまう可能性が高くなります。

また、感電で怖いのは、その時平気でも、数日後に肺水腫を起こす可能性があると言う事です。

猫が感電した!数日後に起こる肺水腫とは?

肺水腫とはどんな症状のことなのでしょうか。肺水腫を調べると「血管の透過性が亢進することで起こる」とあります。また、病気で肺水腫を起こす場合と、感電による肺水腫では少し違いがあるのです。

肺にはとてもたくさんの毛細血管が張り巡らされています。この毛細血管は、肺に酸素と栄養を分配し、反対に要らなくなった老廃物を回収して循環しています。

その方法が「血管の透過性」ということなのです。血管のすぐ内側は血管内皮細胞で覆われています。その細胞同士の隙間を血中の水分(血漿・けっしょう)が浸みだしたり、含まれたりすることで分配と回収がバランス良く保たれているのです。

ところが感電で大きなショックを受けると、血管内皮細胞の配列が変わり隙間が大きくなってしまうのです。浸みだす水分が過剰になり、肺は水浸しになってしまうのです。

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急性の肺水腫は、死に至る危険な病気です。感電してしまった時は、早めに医師に全身を調べてもらい、肺水腫を阻止しなくてはなりません。元気があるようでも、感電から1週間ほどは、注意深く見守ってください。

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猫が感電しないための対策とは!

猫が感電してしまうのは、電気のコードがほとんどです。そのため、コードが見えないようにカバーをつけてしまうのが一番です。

子猫の場合、一度感電しても、コード=感電だとはわからずまた噛んでしまう可能性があります。テレビの裏やパソコンデスクの裏などはコードがひしめき合っていますね。

裏に入れないようにするか、見えないようにするのが良いですが、無理な場合はすべてをまとめて大きく太くしてしまうと、猫は興味を持たなくなる傾向があります。結束バンドなどでまとめる場合は、不要な部分を出しておかずにきちんと切ってしまいましょう。

使わないコードはコンセントから抜いておくのも予防になります。電気代の節約にもなりますので、抜くクセをつけてしまいましょう。また、伸ばしたままにせず、収納できるコードは必ず巻きとっておきましょう。

コードを壁に沿ってしっかりと這わせてしまうもの得策です。くにゃくにゃとしていなければ興味を持つ可能性が低くなり、動かないように止めれば安心です。

猫の事故は飼い主が不在の時に多く起こります。そのため、子猫のうちは飼い主が出かける時はゲージに入れるようにするのが安全です。これは、途中からではなかなか上手く行かないので、飼い始めからクセにしてしまいましょう。

もしも、コードで遊んでいるところを見つけたら、まずそのコードをコンセントから抜いて、そのあと猫から取り上げるようにしましょう。無理に取ろうとすると、遊んでいると思い、余計興奮して噛んでしまうことがあります。

意外な盲点!ホットカーペットの感電に注意!

ホットカーペットを使っているお宅はとても多いと思います。ホットカーペットのコードも心配ですが、表面にも心配なことがあります。

ホットカーペットの表面には電熱線の凸凹があり、猫の足の裏には刺激的で興味を抱くことがあります。また、カーペットは爪がひっかかりやすいため、プチプチと爪を入れることがあるのです。

カバーをしている時は気にもしないのに、掃除やカバー換えをしている時だけ興奮してホットカーペットの上を走り回ることがあります。興味を持っているとわかっている場合は、必ずコンセントを抜いてからカバーを剥がすようにしましょう。

通電している時に、カーペットに穴を空けたりしたら感電してしまいます。小さな猫でも、興奮すると思いもよらぬ力でひっぱったり、引っこ抜いたりしますので、危険なことに関しては早めに予防するようにしましょう。

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まとめ

猫の感電で1番多い原因は、電気コードで遊んで噛みちぎってしまうことです。猫が感電してしまったら、絶対に駆け寄って抱き上げてはいけません。飼い主も感電してしまいます。

必ず、通電を止めてから救助するようにしましょう。ブレーカーを落とすのが1番確実です。意識、呼吸、心拍を確認しましょう。無い場合は、蘇生法を使うか、近くの動物病院に駆け込みましょう。

感電は、その時軽度だと思っても、数日後に肺水腫を起こすことがあるので、必ず医師に全身を確認してもらいましょう。

コードでの関電は、飼い主が阻止することが出来ます。コードを見え無くしたり、壁に沿って這わせるなどで興味を持たせなくしましょう。出来る限りの愛情で、飼い猫を守っていきたいですね。

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